「設計士として働くなら、どれくらい稼げるんだろう?」20代で中途採用を狙い、転職を考えている方にとって、年収の情報はとても気になるポイントではないでしょうか。 実は、設計士の収入は会社・事務所の規模や持っている資格などによって大きく変わる傾向があります。さらに、同じ設計士でも「年代」や「キャリアの方向性」によっても年収は上下するものです。本記事では、そんな「設計士の年収」を規模別・年代別に細かく調査し、具体的に年収をアップするための方策についても詳しく解説していきます。最後には、東京都内で設計士・建築士としてキャリアアップできるおすすめ企業もピックアップ! これから転職を考えている20代のあなたが、「自分の成長と年収アップをしっかり両立できる」よう、ぜひヒントを掴んでください。設計士の年収事情がまるわかり!あなたの将来を左右する重要ファクター設計士は、住宅や商業施設など、さまざまな建築物を設計する大事な仕事。その分、年収はどうしても「勤務先の規模」や「取得資格」に左右されやすいです。また、20代前半からコツコツと実務経験を積んでいくほど、30代・40代で飛躍的に年収が伸びるケースも少なくありません。この記事でお伝えするポイント設計士の平均年収:相場を理解し、転職やキャリアアップの足がかりにする勤務先規模・年代別の年収例:どこで働くとどれくらい稼げるのかを具体的に把握年収アップにつながる資格:取得すると、なぜ年収がぐんと上がるのか設計士の仕事内容・スキル:自分のキャリアビジョンと照らし合わせよう東京都で活躍できるおすすめ企業:安定と成長、どちらも狙える注目の職場上記ポイントを押さえることで、転職先を選ぶ際に「自分はどの道を選べば将来性があるか」を明確にできます。年収350万円ってホント?設計士の「平均年収」を丸裸にする3つのデータ1)設計士の平均年収は約350万円まず押さえておきたいのが、設計士全体のざっくりとした平均年収です。建築系資格スクールなどを運営する日建学院の調べによると、設計士の平均年収は350万円程度とも言われています。これは設計士が「国家資格を必須としない」職種だからこその数字。一方、同じように建築物に関わる「建築士」の平均年収はもう少し高い傾向があります。建築士は国家資格を持っている分、収入面で優遇されやすく、さらに大規模物件に携われるというメリットもあるのです。2)建築士との比較でわかる差設計士とよく混同される建築士ですが、建築士は一級・二級・木造の3種類があります。一級建築士……資格難易度が高く、商業施設やビルなど大規模建築物も手掛けられる二級建築士……小~中規模の建物がメインになる木造建築士……木造建築専門つまり、設計士よりも仕事の幅が広がるため、年収アップが見込めるのが建築士の特徴です。設計士としてスタートしつつ、建築士の資格取得を目指す人も少なくありません。3)「勤務先の規模」でこんなに変わる!事務所の違いが給料を左右設計士の年収は、「どの規模の設計事務所・組織で働くか」で大きく変化します。以下は建築専門求人サイト「トントン」で紹介されているデータを、わかりやすくまとめたものです。アトリエ系設計事務所:平均年収約260万円個人設計事務所:平均年収約200万円地方の設計事務所:平均年収250~350万円大手の設計事務所:平均年収360~600万円有名なアトリエ系事務所は、修行色が強かったり、少人数で案件を回すので給与が伸びづらい傾向があります。一方、大手の組織設計事務所なら高収入が期待できますが、労働時間や業務量も多くなる可能性があるという点に注意が必要です。20代・30代・40代…年代別にみる「ズバリ○○万円の差」に要注目 1)20代前半:平均年収359万円転職会議のデータによると、20代前半の設計士は平均年収で約359万円です。新卒や第二新卒で入社して実務未経験からのスタートとなることも多く、「いきなり高収入」というわけにはいかないのが現状です。ただし、20代でベースを固めれば、30代以降に大きなキャリアアップの可能性があります。2)20代後半:平均年収454万円20代後半になると少しずつ経験が溜まり、平均年収約454万円までアップする傾向があります。このあたりから「職場内での昇給」や「資格取得による手当」なども期待でき、さらに大手企業への転職を考える人も出てくる時期です。3)30代:平均年収508万円30代になると平均年収508万円に到達し、管理職やリーダーポジションに抜擢されるケースも見られます。「一級建築士の資格を取って大きな案件を任される」「後輩指導やプロジェクト管理を行い、役職手当が付く」など、キャリアアップと収入面がリンクすることが多くなります。4)40代:平均年収606万円40代に入ると、平均年収約606万円に到達する可能性が高いです。大手企業やゼネコン、組織設計事務所で成果を積み重ねている場合、700万円以上を得る例もあります。独立して自分の事務所を構える人も増え始める年代です。実力×人脈をうまく活かすことで、さらに上を目指せる大事なステージとなるでしょう。設計士が年収アップするならコレ!必見の3資格とそのインパクト1. 一級建築士は平均年収700万円超え!制限なしに設計可能「建築士」の最上位資格である一級建築士は、ビルや商業施設、官公庁の大規模建築も含めて、ほとんどの建物を扱えるのが最大の強みです。年収アップのポイント:幅広い案件を受注できる設計・工事監理のトップとして責任あるポジションにつきやすい難関資格だが、その分手当や待遇が良い一級建築士の平均年収は700万円を超えることも珍しくありません。キャリアとスキルを積むほどに大きな案件を任せてもらえる可能性が高く、報酬に直接反映されやすい資格です。2. 二級建築士は小~中規模物件で経験を積むなら最適二級建築士は、住宅や中小規模の建築物までの設計・工事監理が可能。国家資格であるため、設計士とは一線を画す収入アップが見込めます。年収アップのポイント:独自に担当できる案件が増えるハウスメーカーや工務店、地方の設計事務所などで重宝される一級建築士へのステップアップにも活きる建築基準法や構造設計の知識を学ぶ過程が、将来的に一級建築士を目指す土台にもなるため、「まずは二級建築士を取得し、実務経験を積む」流れも多くの方が選んでいます。3. 木造建築士はニッチ市場をつかむ!木造建築のスペシャリスト木造住宅専門の資格である木造建築士も、特に日本の住宅事情と相性が良く、地場の工務店などから高い需要があります。年収アップのポイント:木造の専門性が評価される和風建築や古民家再生などで重宝される地元密着型で顧客のリピート獲得が見込める最近は木材の温かみやサステナビリティが注目されているため、木造建築士の需要も増加傾向です。「得意分野を伸ばして食いっぱぐれない働き方を目指す」人にとって、木造建築士は狙い目です。◯合わせて読みたい記事設計士の年収を規模別や年代別に調査!年収をアップするための方法も解説一級建築士の年収が相場を超える2大理由とは?1)大規模案件もOK!仕事の幅が最上位レベルに広がる一級建築士は、国土交通省が認可している最上級資格ということもあり、商業施設や公共施設、大型集合住宅など扱える建物にほぼ制限がありません。受注できる案件が増えれば、当然年収も高止まりする傾向があります。企業側も「一級建築士がいることで取れる案件が増える」ため、資格手当を手厚く設定するところが多いです。2)経験年数とともにキャリアアップが加速!一級建築士の取得には、一定以上の実務経験が求められるため、自然と業界歴が長めの人が多くなります。加えて、資格保有者はプロジェクトマネジメントや監理業務など上流の仕事を任されることが多いものです。役職手当や責任者手当が上乗せされ、結果的に年収が500万円から700万円、さらには800万円超えへと繋がるケースが多々あります。設計士の実務内容を解剖!年収アップの裏側を知ろう設計士の「仕事の流れ」を7ステップでチェックヒアリング・要件定義顧客の要望やイメージを把握し、条件を明確化する企画・デザイン間取りや外観デザイン、コンセプト立案。ここでアイデアが光る設計図面の作成(CAD)CADソフトを使い、細部まで詰め込んだ設計図を用意法規制確認・申請建築基準法や地方条例に適合しているかを確認し、行政申請手続きを行うコスト管理予算を踏まえた材料・施工方法の選定を行い、見積もりを調整工事監理現場の進捗確認や品質チェックを行う。設計意図どおりに進んでいるかを把握引き渡し・アフターサポート完成後のフォローやメンテナンス提案など、長期的な関係を築く設計士が求められる5つの必須スキルデザイン力顧客の理想を形に変える独創性と美的センス技術的知識CADの操作、構造設計、建築基準法への深い理解などコミュニケーション能力施主・営業・現場監督など、多方面への交渉力と説明力管理能力スケジュール管理、工程管理、コスト管理におけるマルチタスク能力柔軟性・問題解決力設計段階や施工途中での変更やトラブルに迅速に対応できる力これらのスキルを身につけるほど高難度案件をこなしやすくなり、結果的に年収アップにつながります。◯合わせて読みたい記事住宅業界で求められるCADスキルとは?習得方法とキャリアアップの秘訣東京都内で発見!成長と安定を両立できる設計士・建築士採用中の注目企業2選引用元:誠賀建設HP転職を本格的に考えるなら、「実際にどんな企業で設計士として働けるのか?」も気になりますよね。ここからは、20代の転職希望者が確かなキャリアアップを図れると評判の2社をご紹介します。1. 地元に根ざしつつ設計スキルを極めたいなら【誠賀建設株式会社】引用元:誠賀建設HP誠賀建設株式会社の基本情報会社名誠賀建設株式会社所在地東京都小平市鈴木町1-472-40電話番号042-324-3224公式サイトURLhttps://www.seiga-k.co.jp%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d1619.627524272549!2d139.49574143891746!3d35.71994549314371!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x6018e5d753e605db%253A0x9260c060806605c9!2z44CSMTg3LTAwMTEg5p2x5Lqs6YO95bCP5bmz5biC6Yi05pyo55S677yR5LiB55uu77yU77yX77yS4oiS77yU77yQ!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1743471111124!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E口コミ建築条件付きの土地売りの場合、間取りからお客様との打ち合わせで決められるので、一般的な分譲住宅設計よりやりがいがある。引用元:転職会議誠賀建設株式会社は、東京多摩エリアを中心に「宅地開発・木造住宅の設計・施工・アフターメンテナンス」を一貫して行う老舗企業です。分譲住宅と注文住宅どちらも扱うため、戸建て住宅の設計力を幅広く磨くことができます。誠賀建設のここが熱い!3つのメリット注文住宅の設計を一気通貫 営業部門を置かないため、設計士自らが顧客と最初から打ち合わせを行い、そのまま設計を仕上げるスタイルです。提案力やコミュニケーション能力を高めやすい環境です。残業は月40時間&20時基本退社 建設業界では珍しく、ワークライフバランスを整えやすい会社です。長期休暇も充実しており、「忙しすぎてプライベートが皆無」ということが起こりにくい体制です。創業49年の信頼+地元密着の安定 多摩地区での実績が豊富で、安心できる経営基盤を持っています。オフィス環境も2017年に新しく整備されたため、快適に働きながらキャリア形成が可能です。誠賀建設で求められる人材像お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、設計だけでなくプラン提案まで幅広く携わりたい人地域に根差した会社で、腰を据えてキャリアを磨きたい人住宅設計に興味があり、一通りの設計業務を身につけて自分の強みにしたい人20代で転職を考えるなら、じっくり建築士の経験を積める点や安定基盤かつ年収も狙える点で魅力的な企業と言えます。誠賀建設の求人情報を詳しく見る2. 賃貸経営サポートに強み!幅広い事業で安定感抜群【株式会社ナミキ】引用元:株式会社ナミキ株式会社ナミキの基本情報会社名株式会社ナミキ所在地東京都板橋区成増3-12-1電話番号03-3975-6222公式サイトURLhttps://www.namiki-grp.co.jp/%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3236.9034972110812!2d139.62847859383547!3d35.77774680179479!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x6018ec75ba399f99%253A0x14c69d2fd32fc3f7!2z5qCq5byP5Lya56S-44OK44Of44Kt!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1747119588600!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E口コミ一級建築士、二級建築士、一級施工管理技士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー等の資格は手当が支給される。部署毎で勉強会をやる等個人のスキルアップの為にはかなり積極的。自分の好きなペースで仕事ができると思う。ただ、営業や現場の人達は忙しい為、中々自分の時間を作りづらいと思う。引用元:エンゲージ会社の評判株式会社ナミキは、建設企画・設計施工・不動産管理などを一貫して行う総合企業です。賃貸物件のオーナー向けに強力なサポートを提供しており、経営が安定している特徴があります。ナミキで働く魅力とは?自社で物件の建設から管理まで一貫対応 設計段階だけでなく、運営・入居者募集・管理までをトータルに経験できるので、建築に関わる総合知識が身に付きます。1937年創業の歴史 長い歴史の中で培われたノウハウが豊富。若手の育成にも力を入れているため、未経験から挑戦できるチャンスも!多彩な案件でスキルアップ 賃貸マンション・アパートの企画・設計だけでなく、個人住宅からオフィスビルまで携われる可能性があるため、設計士として多角的なスキルを伸ばせます。ナミキが求める人物像建築の設計・施工に幅広く携わりたい人賃貸経営サポートに興味があり、建築以外の知識も学びたい人歴史と安定感のある会社で、腰を据えて働きたい人安定感と多角的なキャリア形成を望むなら、ナミキは非常に有力な選択肢です。特に20代で設計に加えて不動産管理や賃貸経営の知識を習得すれば、将来の転職や独立にも役立つでしょう。株式会社ナミキ公式サイトはこちら◯合わせて読みたい記事誠賀建設の口コミを徹底調査!働く前に確認したいポイントやQ&Aまで紹介まとめ:設計士として年収アップを目指すなら資格×経験で未来を切り開こう設計士は一見地味に見えつつも、実は年収に大きな伸びしろがある職種です。「勤務先の規模」や「扱う案件の大きさ」で収入が変わる「一級・二級建築士や木造建築士」など資格を取得すればさらにアップ「20代のうちからキャリアビジョンを明確にし、転職や独立を計画」すると効率よく年収を上げやすい東京都内でも設計士・建築士として活躍できる企業は多数存在します。今回ご紹介した誠賀建設株式会社や株式会社ナミキのように、安定した経営基盤+幅広い業務範囲を持つ企業なら、年収アップとやりがいの両方を狙えるはずです。転職先を決める際、忘れがちなのが「その会社がどんな施工実績を持っているかを確認すること」です。自分がやりたいジャンル(住宅・商業施設・公共施設など)に合っているかデザイン性や技術力は高いかこれらを見極めることで、自分が楽しく働きながら実力を伸ばせる環境かどうかがわかります。もし住宅設計に特化したキャリアを志向しているなら、誠賀建設の公式サイトや事例集などをチェックしておくのがおすすめです。興味がある企業の施工例や家づくりの特長を調べて、自分の目指す方向とマッチするかを確かめてみてください。◯合わせて読みたい記事【最新版】設計関連の資格一覧&取得メリット|キャリアアップや年収アップに役立つ資格とは?住宅設計のプロに!12の必須スキルと効果的な上達法建設業界のベテランへ贈る!40代からの転職を成功させる方法とは